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あっという間に最終日です。
少し早起きして、昨日手配した貸し自転車に乗って阜杭豆漿へ出かけます。
旅先の街を自転車で走るって新鮮で素晴らしい。10分ほどで善導寺に到着しました。
今日は少し早かったのか、数人しか並んでいません。
食べ始めた頃にはいつもの行列に戻っていたので、
空いた時間だったのかも知れません。
いつも通り美味しい。
屋台とかで餅ものは結構食べたけれども、やはりここがおいしいです。
部屋に戻り、荷造りをしながら電話をかけて、中華航空にフライトの変更がどうなっているか確認しようとしますが、なかなか電話がつながりません。
おそらく震災の影響だと思うのですが、
成田発着便はすべての航空会社が大幅に変更されているようです。
私の便は、夕方の4時が翌朝の4時に12時間も遅くなっていますが、
その時間も不確実なので確認しておきたいのです。
ようやくつながったら、当初のフライトは翌朝4:35で、希望すれば14時の便に変更可能とのこと。
うーん、悩みます。
このときすでに11時近く。今すぐ出発すれば間に合いますが、お土産も食事も楽しめません。
結局、翌朝のフライトにしました。
夜まで台北で遊んで最終のエアポートバスに乗って、空港でのんびりしようと。
街並みは良いのですが、車の通りが多すぎ。
例によって歩道に停めたバイクと
お構いなしに拡張された商品の陳列棚で
歩くのが大変です。
台湾の人は歩行者に対しては比較的穏やかだから、まだ何とかなりますが。
お土産に、李亭香の亀の形をした飴を購入しました。これはピーナッツと黒ゴマの味で、とてもおいしかったです。
タクシーでいったん宿に戻って、フロントに預けた鞄に亀の飴を詰め込んで、再度出発します。
フルーツとアイスクリームの盛り合わせ。
アイスクリームはグリーンマンゴーを選択してさっぱりと。
「酸っぱいです」とお店の人に言われましたが、未熟なマンゴーの酸味は承知しています。
さらに、ドライフルーツとジャムと蜂蜜を購入。
最後にもう一度素食を食べようと思い、徒歩圏内の寬心園へ。
客は、買い物途中のおばさんとカップルばっかりです。
精進とか素食というよりちょっとおしゃれな健康食と言った感じ。
コースを選択しました。
サラダと野菜ジュース。
まずくはありませんが、こういうのではないんですよね、私が求めているのは。
歩いて行ける京盛宇へ。
途中、潮州包子をみつけたので、饅頭を二つ購入。夜食用です。
今日は外で。
少しうるさくて落ち着きません。
工事中のビルのためにトラックがエンジンをつけたまま停車していたり。
続いて3日連続で皇家巴黎健康養生會館(パリスマッサージ)へ。
店の人が笑いながら「また来たのか」と言う感じで迎えてくれます。
最後にシャワーを浴びて空港に行きたいので、21:30から予約します。
お気に入りの蔡さんは21時までの勤務なので、指名出来ません。
なんだかもうやることもないし疲れてきました。
そごうで時間をつぶして、ちょっと早めの晩ごはん。
鼎泰豊忠孝復興店。
白菜の酢漬けではなくて青菜の炒め物を頼めば良かったです。まったく彩りがありません。
味はいつもの通り。海老餃子は想像していたほどの味ではありませんでした。
やはり、デザートが貧弱で、頼みたいものがなにもありません。
上海店は素晴らしいデザートがたくさんあったのに。
そごうの上の方でボーっとして時間を潰してからマッサージへ。
担当してくれたマッサージ師は感じの良い人でしたが、色々話しかけてきて少し鬱陶しい。
あまり上手ではないようですし。
とりあえず、シャワーを浴びてさっぱりして、國光バス乗り場へ。
バスターミナルはものすごい行列で、いったいどこ行きのバスがどの列なのかよくわかりません。
しかし、台湾人は列を作れるんですよね。みんな良く並んで待っています。
結局、基隆行きが大行列しているだけで、空港行きはだれも並んでいませんでした。
バスの車窓。
雨が降ってきました。
社内はガラガラです。
後ろの客がずーっと電話で話していて大変うるさい。
空港に着くと、すべての本日の便が終わったらしく、カウンターも税関も出国窓口もすべて閉じはじめています。
電光掲示を見ていたら「どの便に乗るの?出国手続きは終わったよ」と係官が声をかけてきました。
「4:35発の成田行きの中華航空。ここに載ってないけど」と答えると
「ああ、成田行きなら2:35から窓口が開くから」と。
外はグッと冷え込んできているのに
さらにエアコンがガンガンに効いています。
残念だったのは、免税品の還付が受けられるはずだったのに、窓口が閉まっていたこと。
2,000円にも満たない額ですが、鼎泰豊で満腹になれる金額です。
バルクヘッドでしかも隣の2席は空いています。
というか全体にガラガラ。
放射線を恐れて、いま日本に行く人はほとんどいないようです。
ものすごく寒くて、毛布を4枚使っても体が冷たくなってしまいます。
ご飯も食べず飲み物も飲まず、ひたすら寝ました。
最後の方はぐったりでしたが、それなりに楽しめた台北。
老舗の日本人向けビジネスホテルの便利さもいいですね。
自転車、無料wifi、完全日本語対応、などなど。
細やかな日本的なサービスが良く考えられていました。
目覚ましアラームは7時に設定しておきましたが、二度寝してしまい、起きたのは10時半でした。
阜杭豆漿どころか宿の朝食すら食べられない時間です。
あまり食欲もなかったのでお茶だけ飲んで、出かけます。
まずは警察へ。
ここのお巡りさんは大変感じがよく、30分ほどで書類が完成しました。
続いて、昨日とても世話になった、そごうの案内カウンターの皆さんへお礼にチョコレートを買いに行きました。
アンバサダーホテルでそれらしいものがあったので、3つ入りの箱を6個購入しました。
けっこうな値段でしたが、忙しい時間帯にあれだけ良くしてもらったのでこれくらいはしないといけません。
今日はとても温かいので(地元の人は頑張って?ダウンとか来てますけれども)、半袖でも良いくらいです。
早めに渡してしまわないとチョコが溶けてしまいます。
そごうに直行してみると、一人だけですが昨夜もいた子がカウンターに。
「昨日はありがとう。感謝(カムシャ)!」と言って遠慮する相手に紙袋を押しつけるようにして置いて立ち去りました。
気に入ってくれるといいのですが。貰いモノとか禁止されていないといいのですが。
そろそろお腹がすいてきたので、お昼ご飯は牛肉麺にしました。
永康牛肉麺の支店が忠孝復興にあるので、そこまで歩きます。
前回、台北で乗ったタクシーの運転手が「一番旨いのは永康牛肉麺だ」と力説していたのです。
ここは一度来たことがあるのですが、そこまで言うならもう一度食べてみようと。粉蒸排骨も頼みます。
うーん、やはり看板の無い店の方が好きです。粉蒸排骨はとてもおいしい。
続いて、徒歩圏内でお茶が出来るところで「京盛宇」へ。
茶芸館と言うよりカフェ。
すこし気合の入ったファッションの若者でいっぱいです。
カウンターしか空いていませんでした。
ちょっと座り心地が悪いけれどもまあ良しとしましょう。
ちょっと高めのお茶をアイスで頼みました。
何煎分かまとめて淹れて、プラスチックの瓶で出してくれます。
これは楽でいい。味も安定しているし。
次いでマッサージ。昨日と同じ店で同じ人に。やはりいいね。この人。
トマトをショウガ風味の砂糖ダレで。
温かい豆花にあずきとピーナツを載せて。
どちらもおいしい。
少し旅らしい落ち着きを取り戻しつつあります。
風呂に入って、コンビニで買ったコーラを飲みながらゆっくりと本を読み、たっぷりと汗をかいてさっぱり。
相変わらず緊迫した原発のニュースを見ながら、今日は少し早めに寝ます。
簡単に荷ほどきをして外出します。
フロントで「眾流素食」と言うレストランを19時から予約してもらいました。
つづいてはマッサージです。
忠孝復興へ行って「パリスマッサージ」で予約をして、そごうデパートを軽く物色して時間を潰します。
ATMで現金を用意してからマッサージへ。
今回は蔡さんという人が担当。なかなか良かったです。
全身マッサージで1時間で899元(2,400円)ほどでした。
身体がスッキリしたところで、眾流素食へ。
上海がいかにおいしかったかを
思い知らされました。
そうは言っても、それなりに満足。
写真の8品にデザート2品を加えた
10品のコースで880元(2400円)。
支払いのときにJALカードがないことに気づきました。あれっと思いながらとりあえず現金で支払いました。
どうやら、そごうの地下のATMでマッサージ用の現金を下ろしたときに、「別の取引をする」ボタンを押してしまい、
出てきた現金と明細を受け取ってそのまま立ち去ってしまった様子。
こんな失態は初めてです。
宿に戻るべきか警察に行くべきかそごうに戻るべきか考えて、日系デパートの日本人対応を期待して、そごうに戻りました。
こういうときの窓口が分からないので、1Fの案内所に泣きついてみます。
期待に反して、誰も日本語が通じません。
日本語が分かると言う人と電話をつないでもらいますが、接客の範疇を超えた会話は成立しません。
結局、案内カウンターのPCを使わせてもらい、JALカードの緊急電話番号を調べてみます。
電話を借してもらい、その場でカード停止。他に使われた形跡はないらしくホッとしました。
再発行の手続き上、警察に届け出ておくように言われたので警察の場所を聞いたところ、
ガードマンと受付嬢の二人が引率してくれました。
案内された交番の警官は感じが悪く、偉そうな態度で二人を追い返した後、
「身分証明書がないなら受け付けられない。帰れ」と追い払われてしまいました。
警察は国民党支持で親中共/反日なのかね?
とりあえず、連れてきてもらう道すがらチェックしていた騒豆花のカフェに入って一息。
少し気を落ち着けます。
イチゴ豆花。
いちごミルクと豆花は合わない感じです。
マンゴーみたいに果物自体が濃厚じゃないと。
前回食べた、スイカ&マンゴーの方が好きです。
ま、味が分かる状況ではなかったのですが。
今日はいろいろあったので、そのまま宿に帰ることに。
フロントで近くに警察があることを確認して部屋に戻りました。
風呂にゆっくりはいり、本を読んで気分が落ち付いてきました。
ワトソンズで購入したバスソルトが効いているのか、すごく汗が出ます。
前夜は睡眠不足の上、疲れているはずなのですが何となく寝つけません。
原発の状況も気になり、けっこう遅くまで起きていました。
朝のフライトなのでぎりぎりまで寝ていたいところですが、放射能からの国外脱出者で空港は混雑しているらしい。その上、計画停電によるダイヤの乱れも心配です。
2時間以上前に空港に着けるように出発します。
こんなに早く出ることは稀です。シンガポールでは乗り遅れたくらいですから。
幸い、地下鉄もスカイライナーもほぼ定刻運転、予定通り成田に着きました。
が、中華航空を始め、ほとんどの航空会社のカウンターがものすごい混雑でした。
「出国審査場が大変混雑しています。8:45までに手続きをお済ませください」
とあります。
その時点ですでに9時過ぎ。
後ろにはまだ数十人並んでいるのですが、同じ便とは限りません。
空港は不安そうな顔をした外国人でかなりの混雑です。
これはヤバいかも、と焦りながら手続きに向かうと予想に反してガラガラ。
無事に定刻前にゲートに到着しました。
機内は満席でした。運の悪いことに隣は大柄な男性。
さらに足元に機器があり狭い。そこから発熱までしています。
頭上からは強烈な冷風、足元は発熱する機器。頭寒足温とはいえ、久々の外れ席です。
機内誌に「おんぼろ君の内装を一新した」と誇らしげに書いてありました。
そう言われてみるとシートも新しい。
チャイナエア、このダウンサイジングのご時世に747を使い続けるとは、さすがです。
機内食、なぜか今回はwebで指定できました。
ナビゲーションが悪いチャイナエアのwebサイト、その時々でたどり着けないページが存在するのです。
前回のバンコク便のときは、ついにリンクが見つかりませんでしたから。
まあまあの味。結構しっかりと辛い。
日本が大震災の影響で物流が滞っているため、「機内食に不都合があるかも」的なことが書いてありましたが、特に影響は感じませんでした。
ファーストとかビジネスクラスの話なんでしょうね、きっと。
こちらは最初からお仕着せを受け入れるしかない立場ですからね。
前日に2時間しか寝ていないので、ウトウトしているうちに到着しました。
荷物はまあまあの待ち時間で出てきました。
すぐにバス乗り場で国光バスに乗り、50分ほどで市内に。
アンバサダーホテルからすぐの宿ですが、混んでいたために後ろの方に座ってしまったので運転手に確認できず、通過されてしまいました。
台北駅からMRTで戻ればいいだけで、想定内です。
双連駅前で正宗福州胡椒餅(40元)を購入し、食べながら歩きます。脂っぽくてイマイチの味です。
食べ終わらないうちに本日の宿、「優美飯店」に着きました。
レセプションの女性二人とも日本語が上手で、何の不自由もナシ。
でも、こういう堪能すべきサービスが少ないところで日本語が通じてもあんまり意味ないです。
つづく
祝日を含むう3連休とつながるので5連休です。
で、原発も怖いので国外退避することになりました。
結局、手配できたチケットは、3/19(土)成田発・21(月)台北発の、おなじみのチャイナエアライン。
全部込みこみで42,000円と悪くないお値段。3日前にしては上出来です。
苦労したのはホテルです。コストパフォーマンスの良いホテルや格安の値段を提示しているところは直前になると売り切れたり値段をあげ始めたりするので。
今回は「優実飯店」というもっぱら日本人を相手にしたビジネスホテル。台湾の中級ホテルの常としてラブホも兼ねているようですが。
今回は、2月の上海旅行で目覚めた「素食」を台北でも試してみたいと思っています。
08 | 2025/09 | 10 |
S | M | T | W | T | F | S |
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